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賃貸物件を安く借りる方法

 

引越しの際に、賃貸物件を探している方々にとって、賃貸物件安く契約して節約をすることは過去のブログに書いたように、非常に重要です。

 

しかし、多くの人々は賃貸物件を安く契約する方法について知識が不足しているかもしれません。

 

このブログでは、賃貸物件を安く契約する効果的な方法をいくつか紹介します。これらのヒントを実践することで、予算を節約しながら理想の物件を見つけることができるでしょう。

 

 

好みの物件をネットで探す

まずは、自分が住んでみたいと思う条件に合った、好みの物件をSUUMOで3件ほどで探しましょう。

 

良い物件が見つかったら、物件情報画面をスクリーンショットか印刷をして、不動産屋(仲介業者)に行き、内見をさせてもらいましょう。

 

 

内見後に見積書を貰う

内見をしたら、見積書と物件の概要が載ったマイソクを貰いましょう。この時に手付金や申込書を、支払ったり、申し込んだりしないように注意しましょう。

 

 

条件交渉できる項目

家賃・共益費

「家賃をさげてくれませんか?」と交渉すること自体は可能です。交渉する際に、下の図のように物件の過去の契約を調べて、値下げの理由を持っておくと良いでしょう。交渉を断られた時は潔く引き下がりましょう。

 

例えば、家賃が6.7万円で提示された場合、下の図のようなものがあれば、「過去に6.4万円で貸し出していたことがあると思うので、6.4万円で借りれたら嬉しいと思うのでオーナーに確認して頂いても良いですか?」と交渉することが可能です。

 

また、共益費がある場合は、家賃か共益費のどちらかを下げてもらうような交渉を持ちかけるのも良いでしょう。

 

その物件の契約履歴以外にも、近隣物件の家賃相場を目安に交渉するのも良いでしょう。

 

物件の過去の契約の調べ方は「○○(物件名) 契約履歴」などで検索するとホームズで引っかかる場合があります。

 

礼金

礼金とは、オーナーへのお礼の意味で支払うものですが、今では礼金がないところの方が多いので、交渉しても良いでしょう。

 

ホームズによれば、礼金を取ることによって入居の際の初期費用が高くなってしまい、空室が埋まらないリスクがあるため、初期費用を安くすることで入居者を確保して、家賃収入を安定させたいという心理が働くそうです。

 

仲介手数料

賃貸物件の仲介手数料で家賃1ヵ月分を請求された!これって違法?によれば、仲介手数料は法律で入居者から取れるのは、原則家賃の0.55ヶ月分までと決まっています。

 

この原則を超えるようでしたら、交渉をしてみましょう。そして最近では、仲介手数料を無料にしてくれるイエー!といった仲介業者もありますので、そちらに頼んでみるのも手です。

 

保証会社加入料

保証会社加入料とは、オーナーのための保険で、家賃が振り込まれなかった場合に、保証会社が入居者に代わってオーナーにお金を支払う仕組みです。

 

個人的には本来はオーナーが加入すべき保険だと思いますが、入居者が支払う構造になっています。

 

ホームズによれば、保証会社加入料の相場は50%~100%です。

 

ハウスクリーニング・害虫駆除・室内消毒

ハウスクリーニングは、敷金の代わりに設定されていることもあります。その場合は敷金と同じく家賃の1~3カ月で設定されていることがあります。退去の際に戻ってくるお金なのか確認が必要です。

 

内容によっては、原状回復、害虫駆除、室内消毒などがありますが、内容を確認したうえで、退去の際の原状回復以外で、不要なものは伝えてみましょう。

 

ぶたどん不動産のブログによれば、害虫駆除や室内消毒は、バルサンを撒いたり、アルコール消毒をするくらいなので、不要な場合が多いかと思います。メリットは入居の際にゴキブリが転がっていないことくらいだと思います。

 

火災保険

仲介業者もしくは管理会社が火災保険の内容を指定している場合もありますが、自分で安い火災保険に入りたいと伝えてみましょう。

 

私の場合ですが、2年間で4万円の保険に加入して欲しいと言われたことがあります。交渉した結果、2年で1万円の保険に加入しました。

 

鍵交換費用

UR賃貸住宅 によれば、鍵の交換の相場は1万円~2万円が目安です。この金額を超えるようであれば交渉をしてみても良いでしょう。

 

24時間安心サポート

任意かどうか確認しましょう。契約書に加入が明記されている場合、基本的には加入が必須になります。

 

24時間安心サポートの内容は、水漏れ、カギの紛失、ガスや電気といった様々なサポートを受けられるサービスです。

 

宅建Jobマガジンによれば、基本的には加入する必要はないサービスとのことです。下記は私なりの不要な理由の考察です。

 

①月々1万円払っても、使用する機会がないため損をしている気分になる。

 

②管理会社や業者に連絡すればスポットで解決できることが多く、そちらの方がトータルでの費用が安い。

 

※②の管理会社や業者に頼むと、悪質な水道修理業者に相場以上の請求をされてトラブルになるため、相場を知って、知識武装は必要です。

 

条件交渉をしやすい時期

SUUMOによれば条件交渉しやすいのは5月~9月です。逆にそれ以外の時期は交渉しても値下げをしてくれる可能性が下がりそうです。

 

見積りを複数社に出す

条件交渉できる項目を覚えたら、複数社に見積もりを出してみましょう。オススメは賃貸見積.comイエー!といったネットでの見積りです。

 

次は非効率になりますが、物件の近くの不動産屋さんに見積りを依頼しましょう。

 

安い不動産屋と契約する

見積りを複数社から取ったら、安いところと契約を行いましょう。

 

不動産の仕組み

レインズ

物件は基本的に、どこの仲介業者からでも借りることができます。例えばですが、下の図のように不動産A、不動産B、不動産C、どこからでも好みの物件は借りることができます。

 

理由は、マンションA、マンションB、マンションCなど、その他にも様々な空室物件がレインズという、どの不動産仲介業者でも見れるサイトがあるためです。

管理会社と仲介業者

オーナーは基本的に、物件の管理、入居者の募集を管理会社と仲介会社に業務委託をしています。物件を借りる際、オーナーと直接やりとりせず、不動産業者と契約をするかと思いますが、こういった仕組みがあるためです。

 

入居する際に仲介手数料が0.55ヶ月を超えたり、不要な害虫駆除、24時間安心サポートがある場合、この2つの会社が手数料として入居者からお金を貰う場合があります。

 

必要なものであればサービスの対価としてお金を支払っても良いですが、不要であればサービスは断っても良いでしょう。

注意点

礼儀を忘れずに、交渉できるところは交渉しましょう。なんでも値切れば良いと言うわけではありませんのでご注意を。

 

 

まとめ

賃貸物件を安く借りるために、まずは交渉をできるポイントや相場、不動産の仕組みを知ることが大切です。

 

そして必ず見積書をもらい、複数社に相見積もりをとり、比較検討して賢く安く物件を借りましょう。

 

引越しで数万円変わるのは大きな金額です。このブログを通して知識を身に着け、実践して頂ければ幸いです。