こんにちはミムです。日本人はどれくらいの金融資産を持っているのでしょうか。今回は世帯別・年代別で金融資産保有額がどのようになっているのか気になったので調べてみました。
出典
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和元年調査結果と家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果を参考にしました。
各種分類別データというExcelファイルを開き、シートを変更するとデータを調べることが出来ます。
世帯別・年代別金融資産保有額
この数字は、預貯金に限らず、生命保険、投資信託、株式、債券等を含みます。
中央値を見ると、単身世帯では100万円以上の金融資産を持っているのが60代のみとなっていて、単身と2人以上の世帯では凄く差が開いていきます。単身世帯の20代に至っては5万円とかなり低い数字になっています。
金融資産非保有世帯割合
金融資産非保有は、預貯金、生命保険、投資信託、株式、債券等を持っていない事を示しています。単身世帯全体で見ると5世帯に2世帯くらい、2人以上の世帯全体では5世帯に1世帯くらいは全く資産を持っていないことになります。
金融資産保有世帯の貯蓄割合
ここでは金融資産保有世帯が年間の手取り収入や臨時収入(ボーナス)を合わせて、どれくらい貯蓄をしているのかをまとめました。
単身世帯
意外に金融資産を持っていても、貯蓄しないのは全体の36.6%の世帯という結果でした。20代、30代、40代の3割弱は貯蓄をしていないみたいです。
しかし、平均貯蓄率を見ると、全ての世帯で手取りや臨時収入から平均12%くらいは貯蓄をしているようです。60代以外は10%以上貯蓄しているようです。
2人以上世帯
単身世帯と比べると、貯蓄する割合が増えましたが、平均貯蓄率が全体的に下がっています。またここでも60代は貯蓄をする割合が少ないみたいです。年金を貰える時期なので貯蓄をせず資産の取り崩しに入る期間となるため貯蓄割合が低いと思われます。
20代、30代、40代の8割は、手取り収入や臨時収入から貯蓄に10%ほど回しているみたいです。
まとめ
これらのデータをみてどのように感じましたか?
危機感を感じた方もいれば、私は大丈夫という方もいるかもしれません。
いずれにしても、安心して暮らすためにも、ある程度は資産形成をしておきたいものですね。