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【経済的自立を目指す】FIREに必要な5つの数字

こんにちは。今回は【経済的自立】FIRE(Financial Independence, Retire Early)をするために必要な4つの数字について書いてみようと思います。

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経済的自立とは

経済的自立とは、生涯の支出を資産所得だけで賄って生活できるようになることです。

 

お金の公式

(収入ー支出)+(資産×利回り)=翌年の資産増加額

これの式から収入が無くなっても、(資産×利回り)≧支出となれば、完全な経済的自立の達成と言えるでしょう。式はこの4つの数字しかないので、これをいじってあげれば良いです。

 

4つの数字+1つの数字

収入

収入を上げるには、スキルアップをしたり、今より給料の良い会社への転職が必要ですね。また副業を始めてみて、収入を増やすのも良いでしょう。副業には、せどり、プログラミング、動画編集、ブログ、アフィリエイトYouTube、Voicyなどがあります。

ただ、スキルアップするにも時間がかかったり給料アップに結び付くか難しかったりします。また、転職で給料が上がる会社へ辿り着けるかも不安ですよね。

しかし、まずは何かしら自分がやってみたいと思うものをやってみるのが良いと思っています。どれもいきなり上手くいかないかもしれませんし、挫折するかもしれませんが、まずは行動してみることをお勧めします

 

支出

この数字の中で一番いじりやすいのが支出です給料を増やしたり、副業や投資で稼ごうとするのは効果的ですが、知識の習得などで時間がかかったり、税金で引かれたりしてしまうデメリットがあります。しかし支出を減らすのにかかる時間は少なく、ほぼ万人が出来ることです。まずは家賃、保険、携帯代の固定費から見直してみましょう。

支出が低いと経済的自立を達成するスピードが上がったり、必要な資産額が減ったりします。利回り3%で月20万円資産所得を得ようとすると8000万円必要ですが、10万円で4000万円になります。どちらにせよ大きい額ですが、単純計算で2倍も違ってきます 。

 

資産

資産を一気に増やすのは難しいので徐々に増やしていくことになりますね。最初は(収入ー支出)から加えていくことになります若いうちに大きい資産を築いていると、福利の効果により時間が味方をしてくれるため、雪だるま式に大きくなっていくのが良いところです。育つにも大きな時間を要するのはデメリットかもしれません

現実的ではないですが、リスクを取って会社立ち上げてを売却という手法もあります。もしくは不動産事業を行うなどですね。

 

利回り

株式の期待リターンは年利5%程度ですので、全世界株式に連動するインデックス投資を行うとこの数字に落ち着きます。利回りを高めるにはドレーダーや、バリュー株投資になるしかないでしょう。

 また、経済的自立には4%ルールというものがあり、年間生活費の25倍の資産を4%で運用すれば資産は減らないというものです。年間生活費が240万円×25=6000万円が経済的自立達成資産になるわけです。

出典:retirement-savings-choosing-a-withdrawal-rate-that-is-sustainable

 

貯蓄率

この貯蓄率は経済的自立を考えるうえで大切な数字になります。貯蓄率の計算は、(年間貯蓄額÷手取り年収)です。

年間貯蓄額30万円÷手取り年収300万円=貯蓄率10%です。

手取り年収300万円で、生活費120万円、年間貯蓄率180万円、貯蓄率60%とちょっと無理をした生活を想定してみましょう。10年働くと1800万円貯まり、生活費が120万円なので、収入が無くなり、投資をしなくても15年生活できるようになります。

一方、手取り収入500万円、生活費300万円、年間貯蓄額200万円、貯蓄率40%にしてみると、10年後2000万円貯まり、6.6年の生活と年数が減ってしまいます。当たり前ですが、収入を上げて、支出を減らすと経済的自立が早まります。

ダイヤモンド・オンラインから分かりやすい図をお借りしましたので、参考までに。

f:id:minvestment:20210408225548p:plain

出典:【FIRE】早期リタイアを目指すなら「年収」よりも「貯蓄率」を重視すべき理由 | FIRE 最強の早期リタイア術 | ダイヤモンド・オンライン

 

サイドFIREという生き方

個人的には、完全に経済的自立を達成する必要はないと思っています。 資産所得でまずは、配当を貰うことに喜びを感じ、スマホ代などの最低限の生活費をカバーしたりするのも良いでしょう。ゆくゆくは生活費の大半をカバーできるようになったら、精神的にも余裕が出てきて、自分のやりたいことに時間を費やしたり、好きな仕事をすることが出来るようになると思います。

 

働いても良い

完全に経済的自立を達成しても働いて良いとも思っています。今やっている仕事にやりがいがある、安定していたい、自分のビジネスで実現したいものがある場合は働くのも良いでしょう。

 

まとめ

経済的自立を目指すには(収入ー支出)+(資産×利回り)のうちのどれかに特化する必要があります。しかし、いきなり特化させるのは無理なので、少しずつ改善できれば、確実に経済的自立へと近づいて行きます。

収入は転職、副業、起業。支出は固定費を見直す。資産は(収入ー支出)から加えていく。利回りは全世界株式や債券などに少額から投資をする。コツコツ続けていきましょう。

今日もありがとうございました。

 

 

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